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2005年08月31日

TRPGと私 [ゲーム]

かつて一部の間で流行っていたTRPGというジャンルのゲームも、今ではすっかり時代遅れになってしまったのだろうか。書店の文庫本コーナーを見ても、TRPGに関する書籍にはほとんど動きが無いように見える。辛うじてとあるソードワールドリプレイ集がいくらか売れたぐらいだろうか。全盛期にはルールブックやリプレイ、ファンタジー資料集など様々な本が所狭しと並んでいたものだが、今ではもうその軌跡しか見ることができない。

私が始めてTRPGに触れたのは、中学1年の頃だった。それから中学、高校、大学とそれぞれのメンバーで細々とTRPGをやってきている。トラねこ達とも1シナリオだけGUAPSでPlayしたことがある。私が市販のルールブックを使ってTRPGをやったのは、実はこれを含めてたったの3シナリオだけである。MAGIUS、ハイパーT&T、そしてGUAPSだ。それ以外は全てオリジナルのルールを使って遊んできた。

TRPGはルールも含めて自分で作るほうが楽しい。初顔合わせのメンバとやるときは市販のルールブックを使わざるを得ないが、そうでなければ自作TRPGほど面白いものはない。なんたって武器から魔法系統、ダメージの計算式やお金の単位まで何でも決められるのだ。まさに「世界を作り上げてる」っていう錯覚がひしひしと伝わってくる。同時に、バランスの取れた自然法則というのがいかに難しいかが理解できる。プレイヤーってのはいつも天邪鬼だから、ルールの細かいところを突っついては穴を見つけてくれるから厄介なものだ。

中学時代、最初にやったTRPGが友人の作った10 * 40cmほどの紙切れだった。これの左側におもむろに四角形を書かされて、そこに適当に顔を書けといわれた。これが最初の私のキャラクターだった。サイコロを振って相手のキャラクターにダメージを与え、倒したらお金がはいる。お金を溜めると武器が手に入り、武器を装備すると強くなる。ルールはたったのこれだけだ。

でも楽しかった。しびれるような面白さだった。それまでコンピュータRPGしかやったことがなかったから、画面の前にいない相手と対戦するというのは、ファミコンとは全く違う楽しさだ。わずか10分間の休み時間を使って、夢中でサイコロを振り合っていたものだ。やればやるほど自分のキャラが強くなっていく。それが私にとってのTRPGだった。

ほどなくして別の友人が新しいルール(魔法というシステムがあった)のゲームを作ってきて、私自身もまた、当然の流れで独自のルールを作った。「PaperQuest」という安易なタイトルをつけた気がする。実はこの PaperQuest 、後にシリーズ化して「PaperQuestVII」まで作っている。とりわけ「PaperQuestV」はファイラ一冊丸々使った大ボリュームのルールブックで、かなりの期間遊んだものだ。いっちょまえにクラスチェンジシステムを搭載していて、最終的に16の職業に転職できる。魔法と技は職業ごとに覚えるものが違っていて、全部で200種類くらいはあったはずだ。

そんな感じで初期はどちらかというと“データ指向”なTRPGをやるほうが多かった。これは時間上の制約があったからとも言える。単純な戦闘のみの遊びなら10分休みの間に済ませられるが、真っ当なクエストをやろうと思えば昼休み全て割いても終わるとは思えない。なにしろ、部活の合間にこっそりやることも出来たくらいの手軽さだ。

高校時代になると、少し“シナリオ指向”なTRPGもやるようになった。最初のキャンペーンでは同じキャラクターで23回ものクエストが続けられたし、別のも10シナリオくらいはこなした気がする。しかしここで遊んだのも市販の本は使わず、全てオリジナルのルールブックだった。とりわけ後輩の作ったルールは特徴選択、技能、武器改造、職業アビリティなんかがあって、なかなかに充実したルールだった。私が作ったルールは連続攻撃や隊列戦略、武器属性、改造スロットなどが出来たが、やや混沌しすぎて結局流れてしまった。

今のECはそのTRPG時代の流れを脈々と受け継いでいる。1000を超えるアイテム総数はそのときに得たアイディアから来たものだ。もちろんこれで満足したわけではない。しかし3年たっても一向に新作を出すことが出来ずにいる。ECを私のTRPGの思い出の終着点にてしまうのも、これまた一興だろうか。

投稿者 : 12:21 | コメント (1) | トラックバック (0)

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コメント

TPRGたのしかった〜。

投稿者 カタン : 2005年08月31日 13:56

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